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なにわの名工(大阪府優秀技能者表彰)

東陽工業株式会社

東陽工業株式会社

1、なにわの名工に選定されたテーマと技術者について

テーマ:成形プレス生産システム
技術者:宮川 武雄 氏
成形プレス工

20年度 大阪府「なにわの名工」受賞

宮川 武雄 氏
成形プレス工
47年の長きにわたり金属プレス工として、自動車のバックミラーの製造業務に従事している。鉄板のプレス加工において、プレス金型による深絞り製品加工のプレス自動化ラインを構築し、量産加工が可能となった。また、シーケンス技術を習得し、高温作業現場をロボットによる無人化ラインにすることを考案・開発し、作業環境の改善を行うなど、幾多の考案、改善によって生産能率の増進に貢献した。(大阪府)


2、ものづくり人材育成の必要性

当社は、自動車メーカー装着用バックミラーの設計製造の専業メーカーであり、同業他社との優位性を確保する源泉は、内製および外部調達による各種部品を精度よく、速く組み立てる技術、すなわち、高度な摺り合わせ技術である。
したがって、各部品の調達から各工程全般に亘っての知識と経験を有する人材の確保と育成が必須となる。 更には、当社は、国内ばかりでなく、タイおよびインドネシアに現地法人を設立して国際的なビジネスを展開しており、海外事業所を支援できる人材の確保も急務である。

3、生産技術の効率化や製品開発における課題克服など

部品調達先との連携を強化して、コストダウン・新機能の開発を推進し、WIN-WINの関係を構築している。また、顧客のグローバル展開に伴い、国内生産はピーク時の1/3まで落ち込み、回復が期待できないことから、国内をマザー工場として物づくりの拠点機能に徹し、製造設備の内製化、パイロットラインによる確認、海外工場の指導に当たる体制への転換により、国内雇用の確保と海外工場での生産効率の向上を図っている。

4、今後の人材育成について

企画・開発から資材・製造に亘る広範囲な事業活動全般を理解し、摺り合わせ技術 に習熟した人材の確保のために、人材育成プログラムにより、職場異動を実施している。
特に、生産部門だけではなく、調達部門も経験させ、マネージメント力の強化も図っている。
このプログラムは、国内社員の1/4、海外工場では大半が女性であることから、男女の区別無く実施し、女性の幹部社員、海外指導者の輩出に務めている。

5、その他

当社はバックミラー一筋に60年以上の歴史があり、そこで培った技術力は、顧客である自動車メーカーとの強い信頼関係を構築してきた。その技術が伝承され、顧客のニーズに的確・迅速に応えることができているのが当社の強みである。
更に、熟練技術者の高齢化が進む中で、蓄積したものづくり力の次世代への継承を更に加速するために、暗黙知から形式知への転換と、その推進役である中間技術者の補充を図っている。
・暗黙知とは、個人の経験、理想、価値観などに根差した勘や洞察、思い、ノウハウ、技能等で、言葉や数字で論理的、体系的に表現するのは難しい。
・形式知は、言葉や数値で明示できる知識で、マニュアルなどがその典型。コンピュータ処理や電子的な伝達も簡単でデータベースに蓄積する事ができる。

最終更新 (2011年1月19日)

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