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なにわの名工(大阪府優秀技能者表彰)

松本仏壇製造所

松本仏壇製造所

1、なにわの名工に選定されたテーマと技術者について

テーマ:仏壇蒔絵
技術者:車田 次夫 氏

16年度 大阪府「なにわの名工」受賞

車田 次夫 氏
蒔絵師
波の線や樹木の形などの下絵を一筆で描き、一度引かれた線を再びなぞるような事は絶対にしない、息の詰まるような熟練の技である。その下絵の上に漆の湿気の乾く寸前で金粉を蒔くが、毎日の気温や湿度、季節によって微妙に調子が変化するため、これらの条件を熟知しながら、繊細な筆使いにより最高の蒔絵を描き出している。特に立体的な金型模様を作り出す金紋型は、大阪仏壇独特のものであり、この美しさは大阪仏壇の品質向上に大きな役割を果たしている。(大阪府)



2、ものづくり人材育成の必要性

仏壇(大阪仏壇)は木地、屋根造り、彫刻、蒔絵、金箔押し押し…などの11工程で製造され、その作業の多くは伝統的なものであり、仏壇はまさに伝統工芸品である。それぞれの工程においては、作業者の経験と研ぎ澄まされた感性、ものづくりへの興味をベースに培われた高度な技能が求められる。従って、このような人材の確保と育成は必要不可欠である。

3、生産技術の効率化や製品開発における課題克服など

今日、消費者はどのような製品でもコスト(価格)に関心をもっており、仏壇もしかりである。海外で生産された安価な製品の輸入も仏壇業界として例外ではなく、これらへの対抗も課題のひとつである。
特に、海外製品は産地が表示されず、あたかも国産品のように販売されているのが現状である。これに対して、業界として産地表示の法制化を国に要望しているところである。

4、今後の人材育成について

他業界同様に熟練技能者が高齢化している中で、後継者の確保と育成は特に、人の技能に依存する仏壇業界としては重要な課題である。幸い、伝統工芸品づくりに携わりたいという若者も多く、人材確保には苦労しないところである。このような人材は、自ら技能を高めよう、先輩を見習おうとする意欲は高く、会社は、この意欲や良好な師弟関係・人間関係を維持・向上させるための環境づくり、雰囲気づくりに努めているところである。

5、その他

現在、伝統工芸師が3名(蒔絵、彫刻、木地)いる。

6、人材育成の強み

海外で生産された仏壇は確かに安価ではあるが、製品の粗悪さは否めない。何代にも及んで先祖を供養するという仏壇の特殊性などから、高度な技能者によってつくられた伝統工芸品のニーズは高い。このような人材を多く抱える当社は強みといえる。

最終更新 (2011年1月20日)

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